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息子が結婚しないと悩む親へ|まずやめることが3つあります

婚活ブログ

🕒 この記事はおよそ3分ほどで読めます

先に、はっきりお伝えします。息子さんが結婚しないと悩んでいても、親御様にできることは多くありません。

冷たく聞こえたら申し訳ありません。ただ、これは長年ご相談を受けてきた実感です。声をかけるほど、ご本人は動きにくくなります。親御様が力を入れるほど、息子さんにとっては「親のために結婚する」話になってしまうからです。

だから、何かを足すのではありません。まず、やめてください。急かす言葉。他人との比較。先回りの3つです。この記事では、その具体をお伝えします。娘さんの場合についても触れます。

💬 親御様おひとりでのご相談も承っています。息子さんを連れてくる必要はありません。

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小渕栄吾 結婚相談所ラムール代表カウンセラー

この記事の執筆・監修

小渕栄吾(結婚相談所ラムール 代表カウンセラー)

延べ3,000人以上の婚活相談に対応。心理カウンセリングの知見を活かし、親御様おひとりでのご相談にも数多く向き合ってきた。高崎・横浜・上尾の3拠点と全国オンラインで対応。

▶ 小渕栄吾のプロフィール・経歴を見る

この記事で分かること

✔ 息子が結婚しない理由が、親には見えない理由

✔ 親がやめる3つ(急かす言葉・比較・先回り)

✔ 結婚してほしくない気持ちが混ざっていないか

✔ やめたうえで、親にできるたった1つのこと

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それではまず、なぜ親御様には理由が見えないのかからお話しします。

息子が結婚しないと悩むとき親が最初にすること

💡 結論: 理由を探す前に、まず親御様の焦りを下ろしてください。

ご相談に来られた母親
お母様(60代・息子42歳)

結婚の話をすると、またその話かと怒るんです。悪い子ではないのに、なぜ動かないのか分かりません。私が何か言うべきなのか。黙っているべきなのでしょうか?

小渕けい子(カウンセラー)

怒るということは、聞こえてはいるんです。聞こえていて、答えられないんです。

答えられないのは、親御様にいちばん見せたくないところだからです。まずは言うのをやめて、そこに何があるのかを一緒に見ていきましょう。

小渕けい子 結婚相談所ラムールカウンセラー

① 息子が結婚しない原因は親には見えない

息子さんが結婚しない理由を、親御様は探そうとされます。仕事が忙しいのか。お金がないのか。出会いがないのか。ところが聞いても本当のことは返ってきません。

理由は単純です。親には、いちばん見せたくない部分だからです。女性と話す自信がない。断られるのが怖い。何から始めればいいか分からない。こうしたことを、40代の男性が親に打ち明けることはまずありません。

だから「またその話か」と怒るのです。怒っているのは親御様にでなく、答えられない自分に対してであることが多い。ここを知っておくだけで、受け止め方が変わります。本当の理由を親が突き止めるのは、ほぼ不可能だと考えてください。結婚しないと言い切られた場合の返し方はこちらにまとめています。

それに、理由がひとつとは限りません。仕事が落ち着かない。貯金が少ない。そもそも何から始めればいいか分からない。いくつも重なって動けなくなっていることがほとんどです。ひとつ解決しても次が出てくるので、親御様が原因探しをしても終わりがありません。

② 情けないと思う気持ちと心配で眠れない夜

この記事にたどり着いた方の中には、「情けない」という言葉で検索された方もいらっしゃるはずです。実際、そう調べる方は少なくありません。

その気持ちを責めるつもりはありません。心配が長く続くと、心配は苛立ちに変わります。何年も同じ状態を見ていれば、そうなるのが自然です。

ただ、その言葉が口から出た瞬間に話は完全に止まります。息子さんは、親御様が思っている以上に敏感です。言葉にしなくても、態度で伝わります。だからこそ、この気持ちは息子さんではなく外に出してください。第三者に話すことで、驚くほど軽くなります。

心配で眠れない夜があるという方もいらっしゃいます。心配が大きいのは、それだけ息子さんを大事に思ってこられたからです。

ただ心配も、そのまま息子さんに向けると急かす言葉になります。眠れないほどの心配は、息子さんではなく私たちに話してください。

③ 40代の息子が結婚しないのは珍しくありません

親御様の世代の感覚と、いまとでは前提が変わっています。国の統計を見てください。

30歳時点で結婚していない人の割合(令和2年)

男性 50.4%

女性は40.5%。さらに50歳時点で配偶者のいない人の割合は、男女とも約3割です

出典:内閣府男女共同参画局「令和4年版 男女共同参画白書」

30歳で男性の半数が独身です。40代で結婚していないことは、特別な状態ではなくなりました。

この数字をお伝えするのは、諦めていただくためではありません。親御様の焦りを、少し下ろしていただくためです。焦りは必ず言葉と態度に出ます。まずご自身が落ち着かないと、次の話ができません。

💡 この章のポイント

✔ 本当の理由は、親にいちばん見せたくない部分にある
✔ 「情けない」は自然な気持ち。ただし子でなく外に出す
✔ 30歳で男性の50.4%が独身。特別な状態ではない

❓ この章の一問一答:本人に理由を聞いてもいいですか。
A. 聞いても構いませんが、返ってきた答えを本当の理由だと思わないでください。「仕事が忙しい」「まだいい」は、たいてい話を終わらせるための言葉です。そこを問い詰めると、次から会話が減ります。理由を突き止めるより、話せる関係を保つほうが先です。

息子が結婚しないとき親がやめる3つのこと

💡 結論: 何かを足すのでなく、やめるだけで関係は動き出します。

🛑 親御様が、まずやめる3つ

① 急かす言葉をやめる

「いつまでそのままなの」「早くしないと」。急かすほど、本人は追い詰められて動けなくなります。

② 他人と比べるのをやめる

「◯◯さんのところは孫が」。悪気なく出る一言ですが、これがいちばん効きます。会話が閉じます。

③ 先回りして動くのをやめる

よかれと思って相談所を調べる。写真を用意する。本人が決める前に親が動くと、自分ごとになりません。

① 急かす言葉をやめる

言い換えの例を並べる記事は、たくさんあります。ただなぜその言葉が効かないのかを知らないと、別の言い方でまた同じことをしてしまいます。構造を見てください。

🔍 親の言葉が、なぜ逆効果になるのか

よく出る言葉 親御様の意図 本人に届く意味 代わりにどうするか
いつまでそのままなの 心配。動いてほしい いまのお前は失格だ 言わない。期限を示すのは親の役目ではない
◯◯さんのところは孫が 世間話のつもり よその子と比べられている 他家の話は一切出さない
誰かいい人いないの きっかけを作りたい いないことを責められている 聞かない。近況を聞くだけにする
私たちが元気なうちに 本音を伝えたい 親のために結婚しろ 気持ちは一度だけ。繰り返さない
相談所を調べておいたよ 手助けしたい 自分では決められないと思われている 聞かれたときにだけ渡す

右から2列目を見てください。親御様の意図と、本人に届く意味。全部ずれています。しかも悪気がないぶん、繰り返されます。これが積み重なると、結婚の話題そのものが地雷になります。

言われた側がどう感じているかもお読みください。かわし方を調べて、それでも次の帰省でまた言われる。その状態です。こちらにまとめています。

「どう声をかければいいか分からない」という段階でも、無料相談でご一緒に考えられます。親御様おひとりで来られる方が多くいらっしゃいます。

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② 他人と比べるのをやめる

これは表の中でも、いちばん強く効いてしまう一言です。よその家の話を出した瞬間、息子さんは「自分は劣っている」と受け取ります。親御様にそのつもりがなくてもです。しかも比べられた側は、言い返せません。だから黙るか、怒るかしかなくなります。ご親戚やご近所の話は、結婚に関する限り一切出さないと決めてください。それだけで会話の空気が変わります。同時に、親御様ご自身もよそと比べるのをやめてください。焦りの多くは、比較から生まれています。

ご親戚の集まりやご近所づきあいで、話題に出されることもあると思います。そのときは「本人に任せています」の一言で終わらせてください。詳しく説明する必要はありません。外で話したことは、不思議と本人に伝わります。
長男さんで、次男さんと比べてしまう方はこちらもお読みください。

③ 先回りして動くのをやめる

これがいちばん難しいところです。心配だからこそ、親御様は動きたくなります。相談所を調べる。写真の準備をする。費用を出すと申し出る。どれも愛情から出ています。

ただ、本人が決める前に親が動くとそれは本人の婚活ではありません。親御様の婚活になります。人は、自分で決めたことしか続けられません。お膳立てされた活動は、うまくいかなかったときに「親が言ったから」で終わります。調べておくのは構いません。ただし、聞かれるまで出さないでください。

④ 結婚してほしくない気持ちが混ざっていないか

ひとつ、ご自分に聞いてみていただきたいことがあります。

口では結婚してほしいと言いながら、どこかで手放したくないと思っていないかです。息子さんが家を出たら寂しくなる。お嫁さんとうまくやれるか不安だ。そう思うのは自然なことです。

ただその気持ちは、息子さんに伝わります。結婚を勧める言葉と寂しそうな顔が一緒に届くと、本人はどちらを信じればいいか分からなくなります。

責める話ではありません。気づいておくだけで、言葉と態度がそろいます。寂しさがあるなら、それも第三者に話してください。

❓ この章の一問一答:費用を出してあげるのは、よくないことですか。
A. 出すこと自体は問題ありません。ただ「出すから行きなさい」でなく「もし必要なら言って」にしてください。前者は命令、後者は選択肢です。実際、ご入会後に親御様が費用を負担されるケースはあります。大事なのは、始めると決めたのが本人であることです。
小渕栄吾

結婚相談所ラムール 代表カウンセラー

小渕栄吾より

親御様が引いたときに、動き出す方が多いです。

不思議に思われるかもしれませんが、これは何度も見てきました。親御様が言うのをやめた数ヶ月後に、ご本人から連絡が来る。急かされているうちは反発しますが、静かになると自分で考え始めるのです。

人は、追われている間は逃げます。追うのをやめたときに、初めて自分の足で歩き出す。もどかしいと思いますが、遠回りに見えていちばん確実な道です。

⏳ 言い続けた、5年後

心配だから、折に触れて言う。相手は怒る。しばらく置いてまた言う。また怒る。この繰り返しで、結婚の話は完全に地雷になります。やがて、他の話までしなくなります。

5年後、息子さんは何も変わっていません。そのうえ家で口をきかなくなりました。心配して言い続けた結果、失ったのは結婚の可能性ではありません。相談される関係のほうでした。

息子が結婚しないとき親にできるたった1つのこと

💡 結論: 親にできるのは、動きたくなったとき選択肢がある状態にしておくことだけです。

① 娘が結婚しない場合は

娘さんのことでご相談に来られる親御様も、同じくらいいらっしゃいます。やめる3つは、まったく同じです。急かす。比べる。先回りする。どれも逆効果になります。

娘さんの場合は年齢の話で親御様が焦りやすいことと、打ち明けてくれたときに助言せず聞くことの2つが加わります。詳しくはこちらにまとめています。

② 40代と50代で変わること

40代のうちは、まだ本人に「そのうち」という感覚が残っています。ところが50代に入ると、本人の中でも諦めが固まってきます。ここで親御様が強く言っても、動きません。むしろ「もう遅い」と本人が結論づける材料になってしまいます。50代でも結婚される方はいらっしゃいますが、親御様の側から動かすのはさらに難しくなります。だからこそ40代のうちに、言うのをやめて関係を保つことが効いてきます。追い詰めなければ、本人が動く余地は残ります。
もう諦めたいと感じている方はこちらもお読みください。

もうひとつ、50代になると親御様のほうも年齢が上がります。「私たちが元気なうちに」という言葉が出やすくなるのはそのためです。お気持ちは自然ですが、これは本人にとって最も重い一言になります。伝えるとしても一度きりにしてください。繰り返すと、本人は結婚から遠ざかります。

親御様おひとりで、話を聞きに来られます。
息子さん・娘さんに黙って来ていただいて構いません。

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③ 親にできるたった1つのこと

やめる3つをお伝えしてきました。では、できることは何もないのか。ひとつだけあります。

本人が動きたくなったとき、選択肢がある状態にしておくことです。

具体的には、こうです。親御様がご自分で話を聞きに行ってください。どんな場所なのか。費用はいくらか。どう進むのか。それを知っておく。そして、聞かれるまで黙っている。息子さんが実はと言い出したその日に、こういうところがあるらしいと一言だけ渡せる。それで十分です。

そしてもうひとつ。親御様ご自身の不安を外に出しておいてください。抱えたままだと、必ず言葉に出ます。息子さんに言わずに済むために、私たちのような第三者に話す。それが結果的に、いちばん息子さんのためになります。

順番を整理すると、こうです。親御様がご自分の不安を下ろす。すると言葉が減る。言葉が減ると、本人が自分で考え始める。遠回りに見えますが、ここを飛ばして本人だけ動かそうとしてもうまくいきません。まず親御様の側から始めてください。

ラムールでは、親御様おひとりでのご相談を承っています。ご本人を連れてくる必要はありませんし、来られたことをご本人に伝える必要もありません。高崎・横浜・上尾の3拠点に加えて、オンラインや電話でもご相談いただけます。遠方の方や、外出が難しい方もどうぞ。

親御様がすることの、まとめ

✔ やめる|急かす言葉と他人との比較と先回りの3つ
✔ する|選択肢を知っておいて聞かれるまで黙っている
✔ する|ご自身の不安は子ではなく第三者に話す

息子さんが実家暮らしで気にされている方は、こちらの記事もお読みください。

❓ この章の一問一答:本人に黙って相談に行ってもいいのですか。
A. 構いません。実際、親御様おひとりで来られる方は珍しくありません。ご本人に連絡がいくこともありません。何を聞かれるのか、費用はいくらか、どう進むのか。知っておくだけで、いざというときに落ち着いて渡せます。無理にご入会をお勧めすることもありません。

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息子が結婚しないと悩んだ親御様の記録

※ ご本人の同意を得て、個人が特定されないよう内容を一部変更して紹介しています。

43歳男性 ご相談者

ご相談者:43歳・男性・会社員(高崎本店)/お母様が先に来所

母が言うのをやめて、半年後に本人が来た

最初に来られたのは、お母様でした。息子さんは43歳で実家暮らし。結婚の話をするたびに口論になり、最近は口をきかない日もあると。ご本人には黙って、おひとりで相談に来られました。

「私が言わなければ、一生このままなんじゃないかと思って」

栄吾から「半年、結婚の話を一切やめてみませんか」とお伝えしました。代わりに、費用も流れもお母様に全部お話ししました。渡すのでなく、持っておくためです。半年後、息子さんのほうからあの話はどこの相談所かと聞いてきたそうです。

⏱ ご結婚までの道のり

お母様の来所|結婚の話を半年やめると決める。情報だけ持っておく。

6ヶ月後|ご本人から相談所のことを尋ねられる。「拍子抜けしました」

7ヶ月後|ご本人が来所してご入会。費用はご本人が負担。

18ヶ月後|ご結婚。「言われている間は、絶対に行くもんかと思っていました」

39歳女性 ご相談者

ご相談者:39歳・女性・会社員(横浜店)/お父様が先に来所

父が「聞くだけ」に徹したら、話してくれた

娘さんのことで、お父様が来られました。39歳で交際相手はおらず、仕事は順調。心配で声をかけると、その場は聞くものの話が続かない。何をどう言えばいいのか分からない、というご相談でした。

「励ましているつもりが、追い詰めていたのかもしれません」

けい子から「助言をやめて、聞くだけにしてみてください」とお伝えしました。それから娘さんが、少しずつ話すようになったそうです。解決しようとしないことが、結果的に話を引き出しました。数ヶ月後、娘さんのほうから相談所に行きたいと言われたといいます。

⏱ ご結婚までの道のり

お父様の来所|助言をやめ、聞くだけに徹すると決める。

3ヶ月後|娘さんが仕事や将来の話をするようになる。「黙って聞くのが一番難しかった」

5ヶ月後|娘さんご本人がご入会。お父様は同席せず。

14ヶ月後|ご結婚。「口を出さなくなってから、話してくれるようになりました」

🗺 親御様のご相談から、ご結婚までの流れ

親御様からのご相談も、ご本人のご入会後も。栄吾とけい子の二人で最後まで対応いたします。途中で代わることはありません。

STEP 1|親御様おひとりで、話を聞く

⚠ つまずきやすい点:本人を説得してから来ようとして、何年も進まない。

栄吾(設計)
費用・流れ・期間を全部お伝えし、渡す準備をしておく

けい子(気持ち)
抱えてきた不安を、ここで全部出していただく

STEP 2|言うのをやめて、待つ

⚠ つまずきやすい点:黙っていられず、また同じことを言ってしまう。

栄吾(設計)
期間を決めて、その間は結婚の話題を出さないと約束する

けい子(気持ち)
待つ間の不安は、こちらで受け止めます

STEP 3|聞かれたときに、一言だけ渡す

⚠ つまずきやすい点:ここぞとばかりに勧めてしまい、また閉じられる。

栄吾(設計)
渡すのは情報だけ。決めるのはご本人という形を保つ

けい子(気持ち)
ご本人が来られたら、警戒がほどけるまで丁寧に

GOAL|本人が決めた活動から、ご結婚へ

親のためでなく、自分のために始めた婚活は続きます。

確認日:2026年7月27日/出典:結婚相談所ラムールの運営方針をもとに作成

小渕栄吾

結婚相談所ラムール 代表カウンセラー

小渕栄吾より

親御様おひとりで来られて、構いません。

ご本人を連れてこようとして、何年も動けずにいる方がいらっしゃいます。説得できないから相談にも行けない、と。けれど順番が逆です。まず親御様が知っておいて、聞かれたときに渡せるようにしておく。それで十分なのです。

私たちから息子さん・娘さんに連絡することはありません。来られたことをご本人に伝える必要もありません。抱えてこられた不安を、まずここで下ろしていただけたらと思います。

Q&A|息子が結婚しないことで多い質問

Q1. 息子が結婚しないとき、親は何をすればいいですか?

まず、やめてください。急かす言葉。他人との比較。先回りして動くこと。この3つです。親が力を入れるほど「親のために結婚する」構図になり、本人は動けなくなります。そのうえでできることは、ひとつだけあります。親御様が先に情報を持っておき、本人から聞かれたときにすぐ渡せるようにしておくことです。

Q2. 息子が結婚しない理由を、本人に聞いてもいいですか?

聞いても構いませんが、返ってきた答えを本当の理由だと思わないでください。女性と話す自信がない。断られるのが怖い。そういう本音は、親にいちばん見せたくない部分です。忙しいから。まだいい。そういう返事は、たいてい話を切り上げるためのものです。理由を突き止めるより、話せる関係を保つほうが先だと考えてください。

Q3. 40代で独身なのは、やはり遅いのでしょうか?

特別な状態ではありません。内閣府の令和4年版男女共同参画白書によります。令和2年時点で30歳時点の未婚割合は男性50.4%・女性40.5%でした。さらに50歳時点で配偶者のいない人の割合は男女とも約3割。40代で結婚していないことは、いまでは珍しくなくなりました。

Q4. 結婚相談所を勧めてもいいですか?

本人が決める前に親が動くと、本人の婚活でなく親の婚活になります。人は自分で決めたことしか続けられません。調べておくのは構いませんが、聞かれるまで出さないでください。費用を出す場合も「出すから行きなさい」でなく「もし必要なら言って」にしてください。始めると決めたのが本人であることが大切です。

Q5. 娘の場合も、同じでしょうか?

やめる3つは同じです。違うのは2点。年齢の話が出やすいため親が焦りやすいことと、娘さんのほうが親に打ち明けやすい傾向があることです。話してくれたときは、助言せずに聞いてください。解決しようとしないほうが、次も話してくれます。

Q6. 本人に黙って、親だけで相談に行けますか?

できます。親御様おひとりで来られる方は珍しくありません。ご本人に連絡がいくこともありませんし、来られたことをご本人に伝える必要もありません。何を聞かれるのか。費用はいくらか。どう進むのか。それを知っておくだけで、いざというときに落ち着いて渡せます。無理に入会を勧めることもいたしません。

結婚相談所ラムールは、来店・オンライン・電話でのご相談に対応しています。高崎本店・横浜店・上尾店の3拠点と、全国どこからでも受けられるオンライン相談をご用意しています。遠方の方や外出が難しい方は、お電話でも構いません。

▶ 店舗一覧・アクセスを見る

💌 小渕栄吾&小渕けい子から、親御様へ

小渕栄吾

小渕栄吾

やめてくださいとお伝えするのは、心苦しいところもあります。心配だからこそ声をかけていらっしゃるのですから。ただ、引いたときに動き出す方を何度も見てきました。おひとりで来ていただいて構いません。まずは、抱えてこられたお気持ちを聞かせてください。

小渕けい子

小渕けい子

お子さんのことを何年も気にかけてこられたこと、お話を伺えばすぐに分かります。ご自分を責めないでください。育て方が悪かったわけでは、まったくありません。誰にも言えずに抱えてこられたことを、ここで少し下ろしていただけたらと思います。

まとめ|息子が結婚しないときは足すのではなくやめることから

息子が結婚しないと悩むとき、親御様にできることは多くありません。声をかけるほど本人は動きにくくなり、親が力を入れるほど「親のために結婚する」構図になってしまうからです。まず、やめてください。急かす言葉。他人との比較。先回りして動くこと。この3つです。よく出る言葉は、親御様の意図と本人に届く意味がずれています。「いつまでそのままなの」は心配のつもりでも「いまのお前は失格だ」と届き、「◯◯さんのところは孫が」は世間話のつもりでも比較として刺さります。悪気がないぶん繰り返され、やがて結婚の話題そのものが地雷になります。そもそも本当の理由は親には見えません。女性と話す自信がない。断られるのが怖い。そういう本音は、親にいちばん見せたくない部分だからです。焦る必要もありません。内閣府の白書によります。令和2年時点で30歳時点の未婚割合は男性50.4%。50歳時点で配偶者のいない人は男女とも約3割でした。娘さんの場合も、やめる3つは同じ。違うのは2つです。年齢の話で親が焦りやすいこと。打ち明けてくれたときに助言せず聞くこと。そのうえで親御様にできるのは、ひとつだけです。ご自分で先に話を聞きに行き、聞かれたその日に一言だけ渡せるようにしておくこと。それで十分です。

追われている間、人は逃げます。
追うのをやめたときに、自分の足で歩き出します。

小渕栄吾 結婚相談所ラムール代表カウンセラー小渕栄吾
代表カウンセラーのひとこと息子さんには足すより、急かす言葉と他人との比較と先回りの3つをやめることが先です。親御様が先に話を聞いておけば、聞かれたその日に一言だけ渡せます。

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