独身の兄弟の老後が心配！本人を傷つけないで状況を聞く方法

「独身兄弟」の考え方とは？独身の兄弟がいたら考えたいこと「結婚」は本人だけでなく、家族にとっても大きな出来事ですね。以前であれば適齢期になると周囲からの斡旋もあって誰でも結婚できる時代でした。長男がいれば、長男夫婦が実家を継ぎ親の老後の面倒をみるのも当たり前のことでしたね。

現在は生涯独身の方も増えていますし、家族の在り方はそれぞれ、と考える方が増えています。両親の老後も本人たちの老後もケースバイケースと言ったところでしょうか。独身の兄弟をお持ちの方はどうしたらいいものかと悩むこともあるでしょう。

独身兄弟の話の流れ

独身兄弟同居

独身の兄弟が親と同居している場合を考えてみましょう。同居しているのが長男であれば、そのまま家も継いで両親の介護もするようになるかもしれません。ただ、在職中に介護が必要になってしまうと、他の兄弟もお手伝いする必要があるでしょう。長男には子供がいませんから、次男がいるならそのあとを継ぐような形になるかもしれません。お墓の話し合いや、相続に関することなど、親が元気なうちに考えを聞く必要もあるかもしれませんね。

独身兄弟老後同居

独身の兄弟が老後に自分たちの家族と同居する可能性もあります。未婚の長男が次男夫婦と同居する場合がそうです。この場合は次男の奥さんの負担が大きいですよね。精神的にも負担です。なるべく避けたいと思うことでしょうが、独身の兄弟を介護することも今後はあり得ると想定しましょう。

独身兄弟介護

独身の兄弟の介護なんて想像できない方も多いでしょうが、現在の未婚率を見ていくとあり得ることです。２０１５年の国勢調査によると男性の場合は２３．７％、女性の場合は１４．０６％の方が生涯未婚ということです。４人に1人の男性、７人に1人の女性は結婚しません。結婚できないほど経済的に心配のある状態かもしれません。自分の老後に備えが出来ていないかもしれません。

そのような兄弟の介護をするのは不本意かもしれませんが、介護に関しては公的な助けを得ることもできます。情報を得て時間的にも金銭的にも負担を減らすことはできますから早くから考えましょう。

独身の兄弟面倒

独身の兄弟は面倒、と思うことでしょうが、一生懸命に婚活したのにも関わらず上手くいかなかったという人もいます。できることは本人に任せて、できないところは介護サービスも利用しましょう。介護サービスを受ける場合、市区町村に申請し、「要介護」または「要支援」の認定を受ける必要があります。7つの区分に分かれており、それぞれに介護保険の支給額があります。

基本的には支給額の１割を自己負担します。一番軽い要支援１は月額５万３０円。つまり自己負担額は５００３円。一番重い要介護５は月額３６万６５０円。自己負担額は３万６０６５円。介護を受けるご兄弟の年金から出してもらうことが出来れば、金銭的な負担はあまりないかもしれませんよ。

独身老後迷惑

「好きで独身を通したくせに、老後まで他人に迷惑かけるなよ！」とは言われたくないですから、生涯独身かも、と思った方はしっかりと備えて、兄弟にプランを伝えておきましょう。「これだけの備えはしてあるからもしもの時も安心してね。」と伝えたいものです。あるいは一生独身の可能性がある兄弟がいたら、老後についてオープンに話せるといいですね。きちんと備えているのか、ぎりぎりまで一人暮らしをする予定でいるのか、施設への見学をし始めているのか。

あるいは４０代でもう少し婚活を頑張りたいと思うのであれば、やってみるのもいいかもしれません。同じように悩む異性はいるはずですし、子供をつくるどうこうではなく、お互いのセカンドライフを支えあえるような相手選びができるなら、結婚することもできるでしょう。４０代の婚活は難しいと聞きますが、相手を選ぶポイント次第ではないでしょうか。

姉独身心配

「独身の姉の老後が心配」という弟夫婦や妹夫婦もいます。妹夫婦の場合、嫁ぎ先が遠ければ手伝えることは少ないですよね。元気なうちに、老後についての考えを聞いておくといいですね。しっかりもののお姉さんであれば意外と綿密なプランが出来ているかもしれませんよ。遠くに住んでいても介護サービスなどを依頼することもできますから、心配な方がいれば情報を集めておきましょう。

弟夫婦が長男で家を継ぐ予定かもしれません。独身のお姉さんが親と同居している場合はどのようにしたらいいのか迷うことでしょう。早めに相談をしておくといざというときに余計な悩みをする必要がなくなります。お姉さんが健康で元気なうちに話し合いの場を持ちましょう。

独身の姉老後

独身のお姉さんの老後は確かに心配ですが、別々に暮らしているのであれば、別の世帯が大きな負担を背負って面倒を見る必要はありません。社会のセーフティーネットを使うことができますから、情報を集めて対応しましょう。

老後兄弟で暮らす

老後は兄弟で暮らす、という家族も増えています。生涯未婚率も上昇していますし、離婚率も高いですよね。兄弟が独身ということもよくあるのではありませんか？家族同士なので気兼ねなく暮らせる兄弟が支えあっていくことも多いでしょう。実家があれば家賃もかからないので助かりますよね。生活費も二人分の年金があればなんとかやっていけるのではありませんか？

兄弟全員未婚

兄弟全員が未婚というケースもあるでしょう。実家に集まりみんなで暮らすことが出来ればある意味グループホーム状態でいいかもしれません。一番若い方が不利になってしまいますが…。兄弟同士で支えあいつつ、デイサービスを利用して社会ともつながりながらやっていくことができるなら、安心ですね。

兄弟自分だけ独身

たくさんの兄弟がいる中、自分だけが独身という方もいることでしょう。まずは自分の老後の備えをしっかりとしていきましょう。兄弟には家族が出来ていますから、自分の老後は、兄弟夫婦と同居して介護を受けるというよりは介護施設へ入る可能性が高いのではありませんか？

手厚い介護と費用の安さで人気の特別養護老人ホームも最近はユニット型個室が主流です。昔は月額８～１０万円ほどで入居できましたが、現在は月２０万円ほどまで上がっています。厚生年金が支給されていれば賄えますが、国民年金の方では難しいですよね。

親の介護のあと兄弟の介護をさせるのは申し訳ないですから、なんとか貯金することができないか今のうちから考えておきましょう。介護付き有料老人ホームという選択肢もあります。特養ほどではありませんが介護面でも手厚いですし、月額利用料は１２万～３０万円と言ったところです。部屋の広さや設備、要介護度によっても様々です。おむつ代など雑費で５万円以上追加請求されることもありますから、長期間はいることになる施設の決まりはよく確認するようにしましょう。

もちろん介護付きとはいえ終身保証ではありません。高度な医療が必要になった場合、認知症の症状が進行した場合などは退去せざるを得ない状況もあります。

独身兄弟の不安を解決出来る結婚相談所

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まとめ

最後まで読んで頂きましてありがとうございます。以前のままの家制度であれば、みんなが平均的な老後を過ごしていたのでしょうが、各自の生き方が多様化したことにより、老後も人それぞれになってきました。経済的な格差が老後にも格差をつくっていることがわかります。いくら「備えが必要」といわれても現役世代には現役ならではの出費もありますし難しい問題ですよね。

支えあえるパートナーが欲しいと思うなら婚活を、一人で生きる覚悟をしたら老後のプランを、それぞれの考えで進めていきましょう。

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この記事は、私が書きました。

独身の兄弟の老後が心配！本人を傷つけないで状況を聞く方法

• 2018/05/01
• 著者: 小渕 英嗣

この記事は、私が書きました。ラムールでは「心理学」「行動心理学」をベースにカウンセリングをおこなっております。年間多くの婚活・恋愛の相談を受ける事で、感じた事や成功方法をお伝え出来ればと思います。「リアル」な記事が多いですので、不快な気持ちになる事もあると思いますが、私は、正直にアドバイスをして来たからこそ年間多くのカップルを作れたのだと思います、少しでも不安に感じる事がありましたらご相談ください。一緒に婚活が出来る事を期待してお待ちしております。

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