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前科だと結婚できない?必ずばれる?子供への影響は本当にあるの?
前科結婚は前科がある人、また前科がある人と付き合っている人にとっては頭を抱えてしまうことだと思います。
過去にどのような罪を犯したかにもよりますが、過去に罪を犯したことは間違いない訳ですから、世間の目は厳しいことでしょう。
今回はそうした前科結婚の現実について、お伝えしていきたいと思います。
前科結婚の話の流れ
- 前科結婚できない
- 兄弟前科結婚
- 結婚相手を探すなら相談所
- まとめ
前科結婚できない
まず前科があると結婚出来ないのかというと、そんなことはありません。
ですが、結婚は1人ではなく2人でするものですので、相手の理解が必要不可欠になります。
また相手だけではなく、相手の家族にも理解してもらえることが1番です。
若気の至りで犯してしまった軽犯罪と深刻な重犯罪では受け止め方も違ってきますよね。
どんな理由で前科があるのかもきちんと説明することが大切です。また、相手の理解だけではなく、相手の方に必要になってくるのは覚悟でもあるでしょう。
前科をどう受け止めるかに関しては、その相手と世間とでは同じようには行きません。
それが壁となって困難にぶつかることも出てくるでしょうから、想定される全てを予め話し合うことが大切です。
前科結婚ばれる
前科があったとしても自分から申告しない限りはバレることは少ないでしょう。
ニュースでも取り扱われるような大きな刑事事件を起こしてしまったとなると話は別ですが。
交際相手に何も言わずに結婚したとしても、秘密にしたままにすることに自分自身が耐えられなくなり、時が経ってから話をして、相手に大きなショックを与えてしまったというケースもあります。
また、人の口に戸が立てられないということわざにもあるように噂話は回るということもあります。
相手のことをしっかり考えるのであれば、結婚前にきちんと話すことが大切だと思います。
前科消える
そもそも前科とは何かと言いますと、起訴され裁判で有罪判決を受けた人につくものです。
懲役や禁固などの実刑だとイメージが湧きやすいと思いますが、略式起訴で罰金刑を受けたという場合も有罪判決と同じになるようです。
罰金刑は公判を行わず、簡略的に書類で起訴をするものが略式起訴と言われています。
前科は消えるのか気になる人もいることでしょう。結論から申し上げると前科は消えません。
犯罪歴は警察・検察・本籍地の市区町村の3つの機関で保管されていて、そのことが外部に漏れることはないとされています。
前科者就職
一般の企業では本人の申告がなければ、前科があるかどうかを確認する方法はありません。
自分からは申告していなくても、前科があるかどうか聞かれた時に「ないです」と嘘をついてしまったら、それは経歴詐称になります。
経歴詐称は解雇の理由になり得るので、場合によっては詐欺罪に問われてしまう可能性もあります。
前科があることで不利になる職業は、弁護士や教員、その他の国家資格を必要とする職業や金融系、警備員となります。
禁錮以上の刑を受けている場合には、国家資格を剥奪されたり解雇されたりする理由にもなるようです。
彼氏前科持ち結婚
前科持ちの彼氏と付き合っていて結婚したという女性もいます。
彼女は元々彼氏が前科持ちだということは知らずに付き合っていました。交際期間も長くなり、結婚を視野に考え始めた頃に、彼の友達から「知ってる?昔こいつ結構悪くて、前科あるんだよ」という話をされました。
その時は前科という言葉の威力が大きくて、衝撃でただただ驚き、その後どうしたのかあまり覚えてないそうです。
自分なりに前科があるということがどういうことなのかをネットなどで色々調べて、少し時間を置いて自分自身が冷静になった時に、彼に友達から聞いた話をしました。
彼が言うには、確かに若い頃やんちゃをしていて、喧嘩が日常茶飯事というような日々を送り、その時に喧嘩から相手に傷害を負わせてしまったことがあったと言われました。
その時の経緯については何を言っても言い訳にしかならないし、実際に前科持ちになったことは事実だからと、自分を良く見せる為に色々と話すということは彼はしませんでした。
前科があることに関してはいつか言おうとは思っていたものの、タイミングを悩んでいたらここまで来てしまったと。
その上で、迷惑を掛けることも色々あるかと思うけれど、こんな俺でもよければ結婚してくださいと言われました。
しばらく考えさせてと即答はしませんでしたが、私の中では答えは出ていました。
傷害罪は10年近く前の話でしたし、今も彼がそういうことをする人間ではないというのは、長く付き合っていた私が1番理解しているし、彼と何度か既に会ったことがあり彼のことを気に入っていた両親にも話をしましたが「お前はどうしたい?」とまず何よりも私の意見を尊重してくれました。
「彼のことは私達も少なからず知っているし、お前が色々知ってもそれでも彼がいいというならとやかく言わないよ。ただ、受け入れるのであれば今後何かあっても支えてあげなさい」と言われ、泣いてしまいました。
そうして、後日彼に承諾の話をして、結婚に至ったそうです。
兄弟前科結婚
本人ではなく、兄弟に前科がある場合にも、どんな理由で前科持ちになったのか次第で周囲の反応は変わってきます。
付き合っている相手は本人のせいではないのだからと気にしないという人が多いようですが、親や親族はまず反対することでしょう。
それは、結婚となると家同士の付き合いも出てくることが分かっているからこそ、親の視点で様々なことを考え心配した上での反対なのです。
ですから、親に反対されるのは当たり前と考えた上で、どうして親が反対するのかということもきちんと話を聞き、その上で自分の意見や考えを伝えて理解してもらえるように努めましょう。
本人達の意志さえあれば結婚自体は出来ますが、親に理解してもらうのが1番です。
前科女性結婚
男性であれ女性であれ、やはりどんな理由で前科持ちになったのかで変わってきます。軽犯罪であれば、前科持ちであっても結婚は出来ると思います。
ですが、もし重犯罪で、ネットで名前を検索した時に出て来てしまうような犯罪だったとしたら、なかなか結婚まで辿り着くのは厳しいかもしれません。
自分達が良くても、結婚はやはり家同士の付き合いが出てくるものですから、「犯罪者の家族」というレッテルを貼られて自分達が何もしてなくてもトラブルに巻き込まれることを恐れるというのもあります。
そしてそれが自分の子供や孫であったり、大切な人達にも危害が及んでしまうような事態になるのであれば、そういったことを未然に防ぐように守ろうとするのもまた親なのです。
前科結婚影響
前科があることが周りにバレなければ、結婚生活は意外と穏やかなものであることも多いです。
ですが、周りに知られるようなことがあれば、犯した罪がどのようなものかに関係なく、色々なことを噂されるようになってしまうことでしょう。
人は人の噂が大好きなものです。真実がどうであれ、好き勝手な噂話から人間関係に頭を抱えることも多いでしょう。
生活圏がどういうところかにもよりますが、ご近所付き合いが密なところなどでの生活は避けた方が無難です。
また、前科があることを知った上で結婚したのであれば、そうした事態に遭遇しても、どう対処していくか予め家族で話し合っておくことが大切です。
前科子供への影響
学校などの教育機関で、親の前科が判明するということは通常はあまりありませんが、やはり噂話というのはあるものです。
子供を通して親同士の付き合いなども出て来ますし、交流が深まると色々な情報が入ってくるものです。
子供は年齢が低いほど、聞いたままをそのまま話してしまうことが多いですので、親の話が子供に伝わり、あまり居心地の良くない環境になる可能性はあります。
就職に不利になるのではないかと心配される方もいますが、職業によっては不利になることもあります。
先に挙げた金融系は身元調査が厳しい為、親が前科持ちであった場合には不採用の理由となることはあり得ます。
また、警察関係も前科のデータは残っているので、不利になる可能性はあります。ですが、それ以外の職業であれば、子供の就職に親は関係ないものでしょう。
親が前科持ち公務員
警察であれば厳しいと思いますが、市役所や県庁職員といった公務員であれば、親が前科持ちであったとしても公務員にはなれます。
公安に関わる警察や自衛官などでは3親等内の身内が身辺調査の対象となりますので、面接の時に確認されることもあるでしょう。
市役所や県庁職員といった公務員であればそこまでの詳細な身辺調査はないといった話も聞きますので、1言で公務員といっても、その職種次第と言えるでしょう。
まとめ
犯した罪の大きさ次第という部分が非常に大きいのが、前科結婚だと思います。
本人がきちんと罪に向き合い償っていても、世間の目というのは非常に厳しいのが現実だと思います。
罪が軽いものであったとしても犯罪者は犯罪者という意識はなかなか拭えないものでしょう。
それを理解した上で、大切な相手とどう向き合っていくか、前科があることを隠したままでいるということはせずに、結婚を考えて付き合っている相手であれば、きちんと話をし、誠実であることを心掛けるようにしましょう。
- 公開日:
- 更新日:2024/06/18
この記事は、私が書きました。
前科だと結婚できない?必ずばれる?子供への影響は本当にあるの?
- 2019/12/29
- 著者: 小渕 英嗣
この記事は、私が書きました。ラムールでは「心理学」「行動心理学」をベースにカウンセリングをおこなっております。年間多くの婚活・恋愛の相談を受ける事で、感じた事や成功方法をお伝え出来ればと思います。「リアル」な記事が多いですので、不快な気持ちになる事もあると思いますが、私は、正直にアドバイスをして来たからこそ年間多くのカップルを作れたのだと思います、少しでも不安に感じる事がありましたらご相談ください。一緒に婚活が出来る事を期待してお待ちしております。
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