障害夫婦！発達障害同士夫婦の悩みとは？楽しいパートナー生活を送る方法は？

障害夫婦という言葉を皆さんはご存じでしょうか。障害をお持ちの方同士でご結婚されて、幸せに暮らしているご夫婦は世の中大勢いらっしゃいます。

障害の種類や重さは人それぞれ違いますが、自分が苦手な部分は相手に補ってもらい、また相手が苦手な事はご自身が補いながら楽しく暮らしているのです。とても素敵だと思いませんか？

今回は発達障害に重点をおき、発達障害のご夫婦はどのように助け合いながら暮らしているのかを書いていきたいと思います。

障害夫婦の話の流れ

発達障害夫婦生活

発達障害という言葉を耳にするようになったのはここ最近ではないでしょうか。昭和の時代は発達障害なんて言葉はなく、融通が利かない人を「あの人は頑固だから」や「ちょっと変わってるんだよね」なんて周りの人もあまり気にしていなかったように感じます。

発達障害と一言で言っても人により様々な特徴がありますが、一例として

などがあります。ご自身が発達障害であるという認識はなく、ストレスでカサンドラ症候群になりかけた奥様から「ちょっと病院で調べてもらったら？」なんて言われて調べたら発達障害だと分かったというケースもあります。

発達障害同士夫婦

発達障害をお持ちの方々でご夫婦になられている方は、どのような生活を送っているのでしょうか。職場の障害者枠で出会ったご夫婦は、同じ発達障害だという事を親しくなってから知ったそうです。

惹かれあった二人は結婚の事も話し合った上で、苦手な事が真逆だったこともあり補い合いながら生活していこうとご結婚に至りました。

旦那様は人と話すのが好きなので、今まではコンビニやファストフード等接客の仕事をしていました。逆に奥様は人と話す事が苦手で一人で黙々と工場のライン作業などをしていたそうです。

そんなお二人がご結婚をして一緒に生活をしていく中で、来客の応対はご主人が、何かを作ることが得意な奥様は料理を作り、お互いに得意な事を分担して暮らしています。そんなお二人が揃って苦手な事、それは掃除なのだそう。

ですからなるべく物を増やさないよう、溜め込まないように、また収納も工夫されているとお話しされていました。それでも大事な書類が見つからない時は二人で「あの書類どこいった？」と家中探すこともあるそうです。

発達障害をお持ちの方同士なので、お互い理解し合える所も多くお話しを聞いているととても楽しそうな生活が伺えました。

発達障害結婚してはいけない

発達障害があるなら結婚してはいけない！という考えをお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

しかし本人が「結婚したい」と思っていて相手の方もその障害を理解した上で「この人と結婚したい」と願ってご結婚されることに、他人がとやかく言う資格はないと思います。

健常者でも障害をお持ちの方でも、やはり長い人生を生きていく中で、自分の味方となってくれるパートナーがいるという事はとても心強い事ではないでしょうか。

発達障害の旦那と暮らす奥さん

発達障害をお持ちの旦那様と暮らす奥様はストレスが溜まりやすいと聞きます。発達障害の症状として、言われた事をそのまま受け取ってしまう事があります。

例えば奥様から「お風呂洗ってくれる？」と頼まれたとします。旦那様は「わかった」と言ったのですが、自分の好きなタイミングで洗えばいいと解釈したため、いつまで経っても洗わず、結局奥様がしびれを切らして怒りながら洗う。

しかし旦那様からしたらなんで奥様が怒っているのかが分からないのです。そんな時は「今すぐお風呂を洗ってほしい」と言うと旦那様も分かってくれるようです。

その他にもコミュニケーションが上手く取れなくて奥様の話を遮って自分が話してしまったりすることもあります。奥様としたらストレスになりますね。

ですから女友達や同じ発達障害の旦那様を持つ奥様との出会いの場に足を運んでそこで知り合った奥様方と夫の話で盛り上がってストレスを発散しているようです。

そのため旦那様は奥様がランチなどで外出することに特に口出しせずそれで良い息抜きになって夫婦円満になるならと寛大な気持ちで送り出してあげましょう

旦那様も発達障害を克服しようと頑張っているのですが、やはり頼りがいのある男性のようにはいかない事もあります。ですが症状やコントロール法を知る事で格段に接しやすくなります。

今はネットや書店でも発達障害への向き合い方などの情報を得る事ができますので、参考にされても良いかもしれませんね。

発達障害夫疲れた

発達障害の夫に疲れてしまった奥様のお話しを耳にしたことはありませんか。夫の行動にも悪気がある訳じゃないので、夫に強く当たってしまい自分を責めてしまったり一人でストレスを抱えてしまう奥様の心情ははかりしれません。

しかし発達障害を持っていると認識している夫も、自分なりに頑張っています。言葉一つ違う言い方で言うと上手く伝わったり出来る事が増えたりするようです。

発達障害をお持ちの方は真面目な性格の方が多いので、嫌なものは嫌と伝えたり、言葉が悪かったらその場で指摘して気付かせてあげましょう。子供に接するように褒めて伸ばすを心がけると良いのではないでしょうか。

発達障害妻

奥様が発達障害の場合、ご主人はどう対処しているのでしょうか。まず片づける事が苦手な方や使ったものを元の場所に戻せない等の症状をお持ちの方も多いので、その点はご主人も心得て、奥様を責めることはせず自分がするようにしているそうです。

何度いっても出来ないと責めたり怒りたくなりますが、子育てと一緒で怒ったところで関係は良くなりませんね。人間は怒られると自信をなくし、自分を責めるようになってしまうので、改善策を一緒に考えることで相手も理解して自ら変わろうと努力するのだと思います。

発達障害夫離婚

発達障害をお持ちの方は生活が変わることを嫌がりますので、自ら離婚したいと考えるのは少ないと思います。ですからもし奥様が発達障害をお持ちの場合、ご主人から離婚を切り出すケースが多いのではないでしょうか。

一概には言えませんが、確かに発達障害という症状に多い例が、同じミスを何度も繰り返してしまったり思いやりに欠けるというケースが見られます。しかし離婚という決断はとても重大な事です。

今は発達障害の方に対するトレーニング法や訓練法など色々な方法が研究されており、続ければ確実に症状が改善された方も大勢いらっしゃいます。

簡単に離婚という結論を出すのではなく、夫婦が協力し合い「あの頃は大変だったよね」と過去をふり返りながら分かち合えるような、夫婦の絆がより深くなることを願っています。

発達障害妻特徴

発達障害をお持ちの男性の場合、幼少期から落ち着きがない多動性や手が出やすい衝動性などの特徴が現れやすいですが、女性の場合はあまり特徴が目立たないことも多いようです。

思春期や大人になってから、いわゆる女子トークについていけず「人間関係の悩み」としてその特徴が現れてきます。

片づけられない事や遅刻やミスを何度もしてしまう事で自分のせいだと、責めてしまい憂うつ状態が続いた末に病院を受診しても、うつ病と診断される方もいらっしゃいます。しかしうつ病ではないので抗うつ薬を飲んでも症状は改善はされません。

しっかりと発達障害の治療を続けることで確実に症状は改善されますし、予定を立てたり時間を守れたりすることで、発達障害の症状にあった仕事なども見えてきます。

家庭にこもってばかりではなく、気分転換や家計の支えとしても少しパートなどに出るといいかもしれませんね。ご主人はもちろん頑張っていますが、頑張っている妻にも温かい言葉をかけてあげると夫婦の絆が深まるのではないでしょうか。

発達障害夫婦子供

父親または母親が発達障害を持っていた場合、子どもに遺伝するのでは？と考える方もいらっしゃるかと思います。家族間では体質や生育環境が似ている為、このような事も囁かれていますが、現段階の研究結果では遺伝する確率は不明です。

体質や環境要因などが複雑に影響して発現するのではないかと推測されていますので、発達障害の遺伝要因は一部のようです。

発達障害をお持ちのご両親から発達障害ではない子供が生まれることもあれば、発達障害がないご両親から発達障害のある子供が生まれることもあり、単純に親の遺伝子が子供に遺伝して発達障害が起こるわけではないという事です。

夫発達障害モラハラ

夫婦間でパートナーからモラルハラスメントを受けた、または相手にモラハラをしてしまったというお話を聞いたことはありますか？

あるご夫婦は、旦那様がＡＤＨＤの多動性を強くお持ちで、一度に複数のことを同時に考えていて家でも会社でも人の何倍も頭も体も動かしていたそうです。ですから一度に複数の事が出来ない、行動もゆっくりめの奥様を「怠け者」と思っていたそうです。

過去を振り返り自分の事をいわゆる亭主関白の極みだったとおっしゃっていました。奥様が箱入り娘だったこともあり、ご結婚された時は炊事洗濯掃除など何も出来なかったようでその度に妻を罵倒してご主人がこなしていたそうです。

頑張ることは当たり前だと思っていたため、頑張った妻や子供を褒めることもせず、甘える事もご主人の中では悪い事と位置づけられていたので、自分はもちろん、妻や子供にも甘えさせることはなかったようです。

一緒に生活する奥様やお子様からしたら、どんなに家にいる時間が窮屈だったことでしょう…。

今までは家族にも自分と同じように人の何倍も行動することを強要していましたが、現在のご主人はご自身がＡＤＨＤと診断されたことで、「私はみんなと違うんだ」という考え方に変わったそうです。

今では「さんざん酷い事を言ったりしてきたのにそばにいてくれる」と、奥様やお子様を心の底から愛し、尊敬し大切になさっているそうです。

障害夫婦楽しいパートナーと出会うなら

成婚率最高水準の結婚相談所で婚活を検討している男性・女性の方ならラムールしあわせ結婚相談所に1度サポートをさせて頂いております。ただ闇雲に婚活をサポートするのではなく、根拠ある方法で婚活をサポートさせて頂く事で、効率よく婚活を進めていく事が可能になります。婚活・恋愛のプロに心理的な観点からサポートを希望でしたらラムールしあわせ結婚相談所にご相談ください。

まとめ

最後まで読んで頂きましてありがとうございます。

発達障害という言葉を聞くと、構えてしまう方もいらっしゃるかと思いますが、最近の医療の発達で症例に病名がついただけで、昔から「周りと少し変わっているな」と感じる人はいたと思います。

変わっているなと感じる人でも自分の症状を受け入れて頑張っている人なのかもしれないので、温かく受け入れていけたら良いですね。

本物の結婚相談所でプロのサポートをご希望でしたら、ラムールしあわせ結婚相談所にご相談ください。必ず違いを実感して頂けると思います。決して結婚相談所は何処でも同じと言う事はありません。

どんなに自宅から近くても「力のない結婚相談所」に行っても何も変わりません。

それは料金でも同じ事が言えます・・どんなに安くても・高くても・・結局は、相談所の力とは大事になってくるのです。

• Twitter 
• Facebook 
• はてブ 
• LINE
• Pocket 
• RSS
• feedly 

この記事は、私が書きました。

障害夫婦！発達障害同士夫婦の悩みとは？楽しいパートナー生活を送る方法は？

• 2018/07/16
• 著者: 小渕 英嗣

この記事は、私が書きました。ラムールでは「心理学」「行動心理学」をベースにカウンセリングをおこなっております。年間多くの婚活・恋愛の相談を受ける事で、感じた事や成功方法をお伝え出来ればと思います。「リアル」な記事が多いですので、不快な気持ちになる事もあると思いますが、私は、正直にアドバイスをして来たからこそ年間多くのカップルを作れたのだと思います、少しでも不安に感じる事がありましたらご相談ください。一緒に婚活が出来る事を期待してお待ちしております。

PREV

NEXT